2月のヒット作は仙台麸入の肉豆腐。普通のお麩でも美味しいと思うけど、仙台麩だとコクが違う。
やむごはんはだいたいが仕事帰りの遅い時間に作るので、手抜きの麺つゆ使用となることが多い。これ作った時は、水と麺つゆ1:2、砂糖を小さじで2杯ほど。お肉、お豆腐を炒めて、前述のつゆで強めに煮立てる。
以前はレシピとか一切意識せずに思い付きで作りっぱなしだったのだけれど、最近になって宅の主人ごはんの食卓登場が多くなり、その際にレシピを聞かれることが多くなった。なので、やむレシピを宅の主人に伝えるため、なんとなくちゃんと把握しておかなくては、という流れである。
そんなこんなで以下の4つは宅の主人ごはん。キムチ炒め、おひたし、はんぺん焼き、豚肉焼き。
順調にレパートリーが増えていて、ありがたし。やむごはんは難しい下ごしらえをしない方向でいつも作っているので、宅の主人にも取っ付きやすいのではなかろうか。
仙台麩は一度じゃ使い切れないので、後日お麩じゃがにも登場。仕事帰りの夜遅くに肉じゃがを作ると、大抵味染みが上手くいかず、残念。それなりに美味しかったけど、ベストじゃない感じ。面取りもしてないので、崩れたりもしてるし。
しかし、日々の忙しさの中でごはんを作って食べる、というのはきれいごとだけじゃおさまらないので、失敗作な日だってあるし、いつもおもてなし気分で作ってるワケじゃない。
面取りをしなかったからってなんだ。味が思うように染みなかったからってなんだ。それらすべてをこなすことだけがていねいな暮らしだと言うのであれば、ていねいな暮らしなんていらない。
ごはんを作ることができる日々と、ごはんを食べることができる日々、そして一緒にそれを味わえる人がいる日々があれば、ていねいかどうかなんて、他人に決めてもらうことじゃない。それでよい。