ずっと前から、いつかは食器用のクロスや台拭きをリネンのものにしたいなぁと思っていた。一人暮らしの頃からつい最近までなんとなく使っていた化学繊維のふきんがひととおりくたびれてきたので、食器拭き用のものを台拭きに降格。新しい食器拭き用のふきんとして、リネンのものを購入した。
気に入って購入したものは、リトアニアのクロスらしい。国産のさらしなんかも検討したのだけど、風合いとか柄が気に入って、これらに決めた。食器拭きという作業はあんまり好きじゃないんだけど、これらが来てからなんとなく楽しい気分。
しっかりしてるのでだいぶ長持ちしてくれそうなふきんたちも、くたびれてきたらいずれは台拭きやなんかになる。そんで、そのうち雑巾とかになるのかもしれない。すくなくとも、くっちゃくちゃになるまで捨てたりはしないし、最後の最後、ボロ布になるまで使うつもり。
新しい雑巾を雑巾として買う、みたいなのじゃなくて、お気に入りと愛着と感謝を経て最終的に雑巾と呼ばれるようになったものと共に最後まで生きる、みたいな暮らし方がいいよなぁ。そうしたいよなぁ。と思っていて、私の「物」に対する執着は捨てられそうもない。
お気に入りの布が数枚あるだけでキッチンに立つのがうれしくなるんだから、それくらいの執着は持ってたっていい。