蠍は留守です記

蠍の不在を疑わずに眠る暮らしの記録

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ホームはやっぱり BE A GOOD NEIGHBOR

このエントリーは親愛なる谷バリスタ主宰の Coffee Advent Calendar 2017 15日目の記事です。

好きなお店は数あれど、心安らぐホームグラウンドは格別の存在だったりする。私にとってのホームグラウンドは、間違いなく BE A GOOD NEIGHBOR だ。

BAGNはCOFFEE KIOSKという極小店舗形態で、私のホーム千駄ヶ谷店はエリアで言えば北参道や原宿に近いところにある。千駄ヶ谷店の他に、六本木店、スカイツリー・ソラマチ店がある。

弊社はBAGNから離れては仕事ができない。一昨年にオフィスを移転した際も、このエリアから離れる選択肢が出なかった。弊社はそのくらいBAGNに依存して生きている。

豆の置いてある店内

BAGNには、鹿児島のヴォアラ珈琲で焙煎された豆が常時数種類置いてある。何年もここでコーヒーを飲み続け、豆を買い続けているので、ヴォアラ珈琲の味が自分的スタンダートになってしまった。これがないと落ち着かない。ときどき他のロースターの豆も仕入れているみたいだけど、やっぱりヴォアラが好き。

メニューもいろいろある。淹れかたもエスプレッソマシン、フレンチプレスなどが提供されている。私はどうしてもドリップが好きだし、自分でその日飲む豆を選びたいので、ついついハンドドリップばかり頼んでしまう。でもどのメニューもおいしい。

店内の景色

止まり木のようなスタンドで、ちょっとひと息入れる人たち。そんな人たちが入れ代わり立ち代わり訪れて、BAGNのまわりはいつもにぎやかだ。

店員さんもいつもフレンドリーで、好みやオーダーをすごくよく覚えていてくれる。ちょっと今日はやる気が出ないなとか、いまいち調子が悪いなというときにも、店員さんとひとことふたこと会話するうちに、晴れやかな気分になっていたりする。

スタンドに置かれた持ち帰り用のコーヒーカップ

インテリアショップなどを運営しているランドスケーププロダクツさんがやっているコーヒースタンドなので、なにかとおしゃれ。近隣には、同じランドスケーププロダクツさんのカフェ店舗、タスヤードもある。千駄ヶ谷三丁目一帯は、だいたいランドスケーププロダクツさんが支配していると言っても過言ではない。

定期的にすてきなコンセプトのプロダクトや企画が繰り出され、そのたびにまんまと乗せられちゃうんだよね。私の中でBAGNは、ていねいな暮らし代行業といった位置付けにも近い。なんかていねい気分にさせてくれる。やったね。

オリジナルハガキが入ったびん

目下の悩みは、弊社がもうすこし大きくなって床面積を増やさなければならなくなったとき、どうやってこのエリアに居続けるかということである。真剣に考えなくてはならない。

ホームグラウンドにコーヒーのある暮らし。クオリティーの高いコーヒーにアクセスできる暮らし。世界中どんなすばらしいコーヒーを楽しんで帰ってきても、BE A GOOD NEIGHBORの特別感を超えるコーヒーショップはどこにもない。

このエントリーは親愛なる谷バリスタ主宰の Coffee Advent Calendar 2017 15日目の記事でした。

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