蠍は留守です記

蠍の不在を疑わずに眠る暮らしの記録

20170509013806

2018年、自分のために創る

2017年を振り返る

2017年は年始の挨拶を書いていなかったし、前半はブログも書いていなかった。どうしてだったかな? と改めて振り返ってみると、本当にバタバタしていたんだなぁということがくっきりした。

1月は出張や旅行で外に出ていた日が16日間、2月は10日間、3月は14日間。前年の10月くらいからそんな勢いで動いていたので、とにかくバタバタと、ひたすらバタバタとしていたんだなぁ。そのあとも1ヶ月に10日間以上不在にする月がいくつかあったし、2017年はめちゃくちゃ動いた1年だったということがわかる。

2016年は新たな地平に進みたいという挨拶を書いていたけれど、2017年はそのままひたすら進みまくった結果の慌ただしさだった。そのぶんの成果は出た実感もある。2017年は今までの苦労が花開くような、充実と進歩を感じられる1年だった。

2018年は不安が先に立つ

とてもよい1年だった2017年と比べて、2018年は少しだけ不安が先行している。2017年が充実した年だったのは、私ひとりの力ではなく、身近な人たちのすばらしい尽力や周囲の人たちの温かい協力があったからこそ。

この「いい感じ」が続いてくれるんだろうか? そろそろ何か面倒ごとが起こるのではないか? 自分はこの流れにちゃんと乗っていけるのだろうか? ひとつひとつの疑問に対して、完璧な答えは出せない。新年なのに無駄に不安が先に立つ。

初心に返って「自分のために創る」時間を

なんとなく感じているのは、自分の役割をまっとうするという思いに埋もれすぎたということだ。埋もれてしまった感性を取り戻すために、今年はもうすこし自分のためだけに何かを創る時間を増やしてみようかなと考えている。

これまでも手仕事の時間だけは息抜き的に作ってきた。しかし、息抜きではなく、もっと能動的に創る時間を持つのだ。子供の頃や若い頃に夢中になったような創造行為に、もっとがっつり没頭する時間を持とう。初心に返って、無邪気に取り組んでみよう。

そんなふうに思ってみたら、一周回って戻ってきたのかなぁという感覚になった。ひたすら仕事と自分の役割を突き詰めてきた数年間を経て、なんかすとんと戻ってきたような。

まだ自分の知らない地平の先にあるどこかに、結び目を作るような時間。知っていたはずのどこかで、結び目をほどくような時間。

2018年、初心に返るつもりのHitoyamですが、引き続きよろしくお願いします。

Copyright © Hitoyam.